私はプロフィールの項にもありますように、松下電器でスピーカーシステムおよびオーディオ用アンプの開発を担当してまいりました。 スピーカーの開発を担当しているときには開発したスピーカーをショウルーム、販売店、雑誌社、評論家、オーディオマニアなど多くの試聴室で聴く機会がありましたが、部屋が変わると全く異なる音になることを度々経験致しました。
そこでどうしたら良い音の部屋を造れるのか研究を行い従来の部屋に比べて格段に良い響きが得られる新しい構造のオーディオルームを開発しました。 そこで米国のAES (Audio Engineering Society)に発表したところ、建築音響ハンドブックに紹介され、さらにスターウオーズの制作者として著名なジョージ、ルーカス社のスタジオに採用されました。 しかしこの段階では未だ定在波のことが全く分からず、低域特性は部屋が完成するまで予測が付きませんでした。
そこで1994年に定年退職してからオーディオルームの低域特性の研究を始め定在波の振る舞いを解明することによって、スッキリした低音で、響きの美しい部屋が造れる段階に到達しました。 きちんとした理論に基づかないでオーディオルームを造るとほとんどの場合、普通の部屋よりもひどい音の部屋になってしまいます。
このホームページには、音の良いオーディオルーム建設に必要な種々のノウハウや新しい研究成果を紹介して行く予定ですので今後の発展に、ご期待下さい。
最終更新日: 2006/05/02 |